FC2ブログ
マテネーコンサート
ちょっと面白いコンサートがあるので紹介します。

2007年3月5日(月)午後2時開演
東京オペラシティ・コンサートホール

指揮とお話:小林研一郎
ピアノ:清水和音
アーネム・フィルハーモニー管弦楽団(オランダ・初来日)

[曲目]
ベルリオーズ:序曲《宗教裁判官》op.3
チャイコフスキー:バレエ組曲《くるみ割り人形》op.71a
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23

[料金]
S:\7,000 A:\6,000 B:\5,000 C:\4,000(全席指定・税込)

http://www.operacity.jp/concert/2006/070305.php


ね、面白いでしょ?



・・・。





何が面白いか分かりましたか?これ、平日の真昼間のコンサートなんです。その名も、「ウィークデイ・ティータイム・コンサート」。何でも、
平日の昼下がり、おとなのための気軽で本格的なオーケストラ・コンサート

だそうです。

ティータイムってったって会場は飲食禁止じゃないか、という突っ込みはぐっとこらえなくてはなりません。そりゃあ、平日の昼間にやったら周りに人がいなくてさぞ座席の快適性が追求できるでしょう、そして「オトナのための」と割り切ってちゃっかり値段は取っているのも納得ですね、などというイヤミ・毒舌とは、僕は縁もゆかりもありません。


ただ、(一つの演奏会で)何が最善か、だけではなく、音楽文化の中での一つのニーズに注目した実例として面白いと思います。あらゆる商品開発やサービスで見られた、20世紀は最適解を追求した時代、21世紀は多様性を探求する時代という構図がこんなところにもあるんだ、と。


別に平日の昼間にやるコンサートもないではないですが、このコンサートの小林研一郎と言えば世界に名だたる大指揮者です。それが海外の、それも初来日のオケを率いてこういうコンサートをやる、というのはただ単に「しょうがない」とか「試みとして」とかいうレベルではないのでしょう。意外と満席になったりしてね。

========

ついでに、協奏曲をメインに据える演奏会はプロではかなり珍しくて、そっちも多少気になります。しかし、ぶっちゃけて言うと、在外初来日オケがせっかくの公演のメインを協奏曲にし、挙句の果てにソリストが日本人となったら、何がしたいんだか僕には正直よく分かりません。もしかしてこのオケ、とてつもなく××なんじゃないか、などと思ってしまう、なんて、そんなヨコシマな考えを僕が持つはずがないじゃないですか


ちょっと行ってみたいですね。別に平日の昼間にやる、というだけでこの料金を払ってまではたぶん行かないとは思いますけど、客層に興味があるのです。お客がどのくらい入るか、どんな人たちが来るか、それはコンサートの欠かすことのできない楽しみの一つです。行くにしても、作るにしても、ね。
スポンサーサイト



【2006/10/18 02:42】 音楽 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
| ホーム |