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つながっているということ ~ 54期定演を終えて
6年目の柏葉定演はロビマネとして。
ロビーもマイクを通して音が聴けるのかと思ったのが大間違い。
忙しすぎて全く聴けませんでした。


まずお詫びをさせてください。
レセで体調を崩してしまい、ご迷惑とご心配をおかけしました。
レセ後は後輩に家まで(!)送ってもらい、そのままベッドでバタンキュー。
差し入れ配達もお願いしてしまいました。大感謝です。
4・5年生には、超ささやかながら全員に用意しましたよー。

そして。

==============


レセであんなに長々と話すロビマネは僕は見たことないです(笑)。

最初の方は生で聴いた人には内容がダブっちゃうけど、
ここであえてもう一回。そして+αを。



縁の下を覗いてみれば


お手伝いさん総数は、31人(団外20、団内11)でした。
ソプラノ30人、アルト26人、と比べてみて分かる通り、
まさに1パート分エネルギー。
むしろ、一つの合唱団が出来るくらい。

ロビマネは慣れない指示を出しまくり、
自らは勇気を振り絞って「働かない」。

お手伝いさんには、何のメリットもない。
それでも、誰一人として苦情を言わない。
演奏も聴けない。日当1000円の薄給。
クリスマス前。年末。夜まで。

なのに、熱心な人はマニュアルを隅々まで読んで、
質問を重ね、丁寧に作業し、すごく気を遣ってくれる。

団内もそう。
多少のおしゃべりはあるものの(笑)、
元両指揮者を初め、初めての人も2年目の人も、
時間の都合がギリギリで無理やりお願いしちゃった人も、
みんな協力してくれました。


5年間、僕は歌っていた。
「この演奏会を支えてくれたたくさんの人」を、
テレビの中の人のように離れて感じていました。

それを初めて間近に見た感動がありました。


文章で伝わるかなぁ。え?分からない?
じゃあみんな、ロビマネやろう(笑)



手を求めて、それがつながるとき


団内の人数は、実はギリギリでした。
たくさんの人に声をかけて、
実際やむを得ない事情で、断られることも多い。


「普通は断るであろう」頼みなので、
引き受けてくれる返事は一つ一つが感動モノ。



レセで言ったことを、もう一度書きます。
ずっと言いたかった。ロビマネを引き受けたときから。
彼らを動かしているのが、
かつてみんなで手を握った温かさであり、
何度とない「夜の歌」で肩を組んだ頼もしさ。

それが、乗らない上級生を動かしている。
それが、定演を支えている。

それを忘れないで欲しい。

ここまで復習ね(笑)。


僕の話(≒文章)は普段から道草食いまくりですが、
今回は特に伝わりにくかったかな、と思った。ごめんなさい。


僕が本当に言いたかったのは
「演奏会はたくさんの人に支えられてる」
ってことだけではないです。


じゃあ何か。



「期」は、積み木ではない


僕は毎年のレセで疑問に思い続けた「決まり文句」がある。
  • これから新しい六連期が始まる
  • 一つの節目を迎えた
  • これで終わりじゃない、六連期がある
  • このメンバーでいられることは今日で最後だ…

もちろん、これらは全部正しい。
けど、誰か違うことを言ってほしいと思ってた。
言わなくていいけど、せめて書いて欲しいことがあった。


文化系サークルには2タイプある。
1.大きなイベントに向かうサークル
2.活動そのものが目的だと明確にしているサークル

1が柏葉他多くの音楽系で、
2は茶道部とか華道部とか将棋部とかそういうの。

後者は、辞めたくなったらいつでも辞められる。
だけど柏葉はそうじゃない。年に大きなイベントが2つ。

つらくなっても、最後まで頑張らないと(と思ってしまう)。
投げ出すのにかかる決断が半端じゃない。つい、いてしまう。
やり遂げたときには、傷だらけになってしまうことさえある。
達成感という美酒にかかる、副作用や税金。
それらは得てして不平等なもの。


だから、定演が終わった瞬間、様変わりする。


とっくに勉強に戻らなくちゃいけない人が慌てて戻り、
未来の社会人は、これを機会に縁を切らざるを得なくなり、
ずっと我慢して団員であった人は、そっと場を離れていく。

・・・・・・・・。


それが定演のもう一つの現実。
それを受け入れるなら、
何か忘れてないだろうか、ということ。

==============

役割が代替わりしても、メンバーが入れ替わっても
別の合唱団になるわけじゃない。
六連期のメンバーは、定演期メンバーと半分以上同じなんです。
狭義の「場」を去った人も、広義の「場」にまだいる。

その意味で、定演が終わるずっと前から、
実は六連期は始まっている。


その「つながり」を一番実感するのが、
「握った手の温かさ」であり、
「組んだ肩の頼もしさ」だと思ってる。


曲も変わる。年も変わる。役割も変わる。
そんな中に、定演期に、秋に感じた温かさが、
六連期に残すものを、大切にしたい。


定演で離れる人がいる。離れざるを得ないから。
だけど、それは「さよなら」を意味しない。
そう思いませんか。



本音と建前の漸近線


技系は意識レベルが高い。
僕はダメダメながら技系も経験させてもらえたけど、
だからこそ問いたい。アマチュア合唱団って何だ、と。


「くだらない音楽なんてやりたくない」には、僕も正直同感。
だけど、どれほど音楽を煮詰めても、
プロの技術にどれほど肉薄しても、最後は及ばない。
及ばずながら得ているものも大きかろう。何より、音楽が楽しい。
それはそれで十分だ。

だけど、それと同時に、
「かけがえのないもの」を僕たちは得ている。


初めからそれを求めてダラダラやることも出来るけど、
柏葉は音楽の向上を目指すところが(学内では)特徴だ。

全員で向上を求めた上での副産物だからこそ、
それでなくてはならない、いいものが得られている。
僕はそれをシステムなんかで、塗りつぶしたくはない。


そこに、ロビーを動かせるほどの力があるから。

=============

うれしかったことは沢山あったけど、特に大きいのを2つ。

1つは、柏葉を途中でやめてしまった人と、ロビーで会えたこと。
晴れやかで明るい顔をしてました。一瞬の会話。
たとえそれが嘘でもいいさ、また会いたい。

2つは、翌日団員がメールをくれたこと。
「来年はお手伝いを頑張りまーす」
望外の喜びでした(笑)




ここでいっしょに星座の名前を覚えよう


やさしくあること。それは、簡単なようで、本当に難しい。

アツアツのミルクも、やがて冷めてしまう。
だけど人間が、冬でも寝てても体温が一定であることって、
しかも36度もあることって、
何か象徴的な意味があるような気がする。


やさしさだって、愛だって、ときに意志を必要とする。


ロビーの手伝いをやろうか。
柏葉のを聴きに行ってみようか。
同期と飲んでやろうか。

そんなんでもいいから、たまには肩を寄せてみたい。
熱が高すぎたら病気だってことも、もちろん承知。
でも、できれば美味しいものを食べて、身体を、心を、温かくしていたい。
いい思い出を作って、たとえ離れ離れの道を歩むとしても、
あすじゃなくても、あいたい仲間のできる場所であってほしい。


ああ、理想かな。
でも。

============

僕は柏葉6年目。
若い僕はめちゃくちゃ生意気でした(今もかなw)。


2年の春、最年少学年のくせに、
全体総会でめっちゃデカイこと言ってしまった。
覚えてる人もいるよね(汗)
おまえがお帰りなさいを繰り返す間、
ここに何度も帰ってこようと思える合唱団にしたい。
(「地球へのバラード」の歌詩を下敷きにしてます)

あはは、恥ずかしい思い出です。

でも、みんなのおかげで、
本当にロビマネとして帰って来れました。
まさかの、まさか。
お帰りなさいを言ってくれた、
たくさんの人に心から感謝してます。


6年目がこんなに幸せだなんてね。
ロビーが定演を支えたように、
定演に乗ったみんなが、ロビーを支えてくれていたんです。





だから、ありがとう。

「さよなら」なんていわないよ。
7年目、よろしくね。








============


最後に。

先月終わりから今月初めにかけて、
連続してちょっとした「事故」にあいました。
両手(特に左手)の震えが残って、いま薬で抑えています。

更新が長く途絶えたのは、修論で忙しいのではなく、
むしろ逆に、文章を書くのが困難になったからです。
左手の頻出文字、A・S・Eあたりの打ちミスがひどい(笑)

現実問題、修論が一大事なので、早く治さないとです。
今も頑張ってます、が、つらい。
この記事を書くのも数日がかり、
…というか定演前から書いてます。
(修論や他のメールと並行していますが)

でも、この事故云々の件に関しては、突っ込まないで下さい。
あまり触れたくありません。
なのになんで書いたのかというと、
年始のご挨拶が予定通りに行きそうにないからです。

その点、どうかご容赦下さい。





皆様、よいお年を!
そこにいるには老いすぎた身から、心をこめて。



300件目の記事でした。



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【2007/12/27 20:53】 柏葉 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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