FC2ブログ
院試@東大工学部
大学院入試。
通称、院試。
世間で最も騒がれる大学入試の次に控える更なる壁。
偏差値街道最後の砦。そして、東大では理系学生の大半が受けるものです。

ここでは東大工学部の未来の受験者のために、建築学科の例を元に、院試のシステムのデマを流していきたいと思います。

「研究室」とは何か


まず、よく用いられる「研究室」と言う言葉について書いておきましょう。学部4年生のイベントは主に二つあります。

1.卒業論文
2.院試

まず、卒業論文を書くに当たって「研究室」に配属されると、研究室の担当の先生に論文の指導をしてもらうことになります。お付き合いは学部4年のときのみの1年間弱です。

そして、大学院に入ってまた「研究室」に配属されます。ここでの「研究室」は大学院での研究をする場所であり、上記の卒業論文の「研究室」とは別物です。従って、ここでのお付き合いは、大学院在学期間全部となります。

ここで大事なのは、院試とは研究室に入るための選考だということです。院試の結果でどの研究室に入るかが決まります。当然、研究室ごとに定員というものがあり、そのわずかな座席2つ3つを巡っての争い、それが院試なのです。

どのように振り分けられるか


これは学科によって大きく異なります。とりあえず学科全体で何十人として募集し、合不合の後に成績に従って希望を割り振る、という心優しいシステムを採用している学科もあります。しかし、建築学科ではそうはいきません。

建築学科では、大学入試に劣らない競争社会です。
定員64名。出願は200人以上
まず、出願時に第1希望から第3希望まで先生の名前を書きます。そして、原則的には第1希望の先生の研究室の3つのイスを巡って試験が行われるのです。

進振りに似ているようですが、問題は受験者数が多いこと。このためほとんどの研究室に第1希望が3人以上出願するため、「第2希望以下はまず効くことはない」(某先生談)という事態になります。つまり、第1志望の競争に負けると、かなりの確率で学年を吸い込むブラックホールにお目にかかることになるのです。

内部生は有利か


出願の異様な倍率からも分かるように、外部からの受験者はかなりの数になります。試験においては、答案には受験番号のみを記入、氏名を書いたら答案は無効、など公平性をアピールするものになっています。

一応「内部生有利」説の根拠としては、
1.その先生のノート、プリントを持っている
2.講義を生かした答案を作れば高得点が望める
3.学生同士の情報交換が活発
4.面接のとき顔見知りばかりなので緊張しにくい
などが挙げられ、いずれも多かれ少なかれもっともでしょう。とはいえ、研究室によっては毎年外部生が多いところもあり、すべての研究室において内部有利なわけではありません。また、内部生同士でもこうした有利不利の差はもちろんあります。

点数が足りてない?


稀に、第1志望で受験者が定員に達してない場合、つまり倍率1倍以下の場合もあり得ます。じゃあその受験者は全員合格か、というと、落とされた例も存在します。点数には絶対的な評価も存在するのです。おー、こわ。

落ちたらどうするか


外部生の場合は基本的に併願しているため、落ちても他の大学にいけることが多いらしいです。東大生の場合には、「落ちる→わざと留年→再挑戦」という形が普通と言われています。卒業してから受け直す、いわゆる「浪人」は、就職に影響が出るという配慮からです。

その他


建築に限らず多くの学科で、配点や採点システムなど非常に多くのことが非公開のため、こうした情報は噂話の寄せ集めでしかありません。噂とはいえ、明らかなウソからもっともらしい情報まで幅広く、新しい情報の一つや二つが精神状態に多大な影響を与えたりするのが独特なところでしょう。この「噂話」を読んで、おおお、建築行きてぇぇ、っと思っってしまうMな人の出現を心待ちにする次第であります。


それでは、みなさん、楽しい院生活をお送りください。
スポンサーサイト



【2005/09/02 22:47】 大学 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<院試面接 | ホーム | 戦場の風景>>
コメント
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://fledermaus.blog5.fc2.com/tb.php/59-4313ed0b
| ホーム |