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タマネギ(以下自粛)2
前回の続き、日独ナンパ事情です。

遊びたがると遊ばれる


ミュンヘンで育ったドイツ娘J嬢が、数々のナンパ体験談(される側)を聞かせてくれました(というか聞かされました)。

J嬢「『ごめん、番号書いた紙なくしちゃったの』、この表現は覚えておかなきゃダメよ。ナンパされた後ってオトコは必ず電話番号渡してくるでしょ。電話かけないのはもちろん「脈なし」だからだけど、街でバッタリ会ったときは、すぐこの言葉を言えるようにしとかないと。で、たいていのバカオトコは『じゃあもう一回教えてあげるよ』って言うんだけどね、あはは」

…は、はぁ。
ってか、僕がそんな話聞いてもしょうがないんすけど。
J嬢「夏は特に大変よ。めんどくさいときにはこう答えるの。『コーヒー飲まない?』『私、電話持ってないわ』」



淑女になる秘訣


さて、「へぃ、彼女、お茶しない?」に対して「結構です」と断るのがデフォルトなところにドイツ人学生は驚いたようです(せっかくのオゴリがもったいないらしい笑)。本当にそうなのかは知りませんが、僕はそういう「偏見」が大好きなのです。当然流れはそのままにします。

J嬢「なんでいきなり断っちゃうの?」
僕「日本では、『お誘い』にはまず最初に遠慮するのが礼儀みたいなものなんだよ。まず誘う→そして何となく断る→そこで『ちょっとでいいからさ』とどうしても行きたいところを強調してもう一度誘う→(もしかしたら)受け入れる、これが一連の流れだよ(←超適当)」
「おぉー」
とドイツ側から納得の声。
J嬢曰く
「ドイツでは2回も同じように誘ったらただのバカだと思われちゃうよ!」
いや、街中で1回誘うだけでもただのバカだと思うのですが。


偏見はよくないものです


しかし僕はこの「偏見」を教えたことを、後々非常に後悔しました。

ある日。
J「ふー、疲れてきたね。どっか食べに行って腰おろさない?」
僕「いいね、どこ行こうか。」
J「あー!!断らなかった!礼儀正しくない!!!」

こっちはホントに疲れてるんですって。

また別の日。ファーストキッチンでポテトを食べてるJ嬢。
J「これおいしいよ、ちょっとあげる」
僕「いいよ、もうお腹いっぱい」
J「大丈夫、ちょっとだから」
僕「いらないよ」
J「おいしいよ?」
僕「お腹いっぱいだってば」
J「そんなこと言わないで、はい!」
僕「…分かったよ(←しぶしぶ)」
J「へぇー、5回ぐらい断った?やっぱ日本人だねぇ(しみじみ)」

…。
どうせならもうちょっと色っぽく誘って欲しいんですけどね。
【2005/10/11 21:49】 ドイツ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
タマネギ食べれるぅ~?1
M氏「ヘー、カノジョォー、オチャシナーイ??」
J嬢「ケッコーデスゥー♪」
ユニクロの中で大爆笑でした。某アホ日本人が、ドイツ人男女に「日本流のナンパの仕方@日本語」をテンプレートで教えやがったのです。で、早速ドイツ人にやらせてみせたと。

こんな会話レッスン見たことないから。
ってか、そんなナンパもう存在しないから。


公的セクハラ祭?


ドイツ・ミュンヘンではついこないだまでオクトーバーフェストというビール祭りがありました。これはドイツの一大イベントで、そこら中の外国人や観光客、火星人が一同に押しかけて飲みまくるのです。留学中の友人(東大、女性)も行ったみたいですが、彼女曰く、

「もういいやって感じ」

だそうな。記事はこちら

彼女のブログを見ても分かるとおり、この祭り、実は非常に危険なお祭りのようです。大混雑の無法状態。どうなるかというと、
  • 酔っ払い多数
  • 不良多数
  • 裸になって踊るバカあり
  • 痴漢行為(警備は緩慢)
  • グラスが割れる(清掃も緩慢)
  • 見送り=お持ち帰り
などなど。ちなみに、アルバイトの女性の募集要項には、容姿端麗であることとの条件がついているとか。ドイツ人よ、恥を知りなさい、恥を。

ドイツのこの手の話は日本では考えられないものが多く、例えば来年のワールドカップに向けて経済効果をにらんで何をしているかと言えば、売春宿増強計画をしています(ドイツでは売春は合法なのです)。そりゃーは観光客多いだろうけどさぁ。。

その辺はいずれまた。ナンパの話は次回に続きます。
【2005/10/10 00:44】 ドイツ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
日本文化のバイブル
成績が返ってきました。単位はここに至るまで悲惨な状況だったのですが、先学期死ぬほど頑張ったおかげでかなり何とかなりました。
というのも、リンク先(過去の僕の日記)にあるように、先学期まで4,5,6学期合わせて16.5単位だった準必修を、7学期だけで18単位集めるという偉業を成し遂げたのです。言ってしまえば僕は、亀仙人がカリン様から3年かけて奪った超聖水を、わずか3日で我が物にした孫悟空なわけです。よーし、見てろー、桃白白め!(古すぎ?)


サークルでも何でも徐々に後輩が多くなってくるのですが、今の1、2年生にとってのドラゴンボールはやはり身近なものなのでしょうか。連載終わったのって、僕らの小学校高学年くらいではなかったでしょうか(うろ覚え)。僕はマンガは詳しくないので、ネタが限られてしまいます。

通学電車の過ごし方


日独交流セミナーの話題の一つに「電車で何をしているか」というのがありました。僕のブログで度々登場するドイツ人S嬢は、
「毎日マンガを読んでいます」
と、キッパリ。
先生「え、本じゃないの?」
S嬢「マンガです。」
…中学生じゃないんだからさぁ。

そういえば、彼女は東京に来て間もないうちから山手線の駅に精通していました。彼女曰く、「マンガに出てくる」そうです。はぁー。

またある日のゼミでの先生の質問。
「ドイツ人の皆さん、日本の有名人というと、誰を思い浮かべますか?」
ドイツ人学生は口をそろえて「コイズミー!!」。なるほどね。

しかし、S嬢はボソッと一言。
「アキラ・トリヤマ…」
そう来るかい、アンタ。。。

そして実際、紀伊国屋書店に行けば、彼女はコミックスのドラゴンボールの棚に一直線。魔人ブウ編の5,6冊を鷲づかみにし、カウンターにドスン。あのさぁ・・・君、日本語読めないでしょうが。


国際社会を目指す皆さん、古いなどとは言わせません。日本文化の勉強の参考書に、ドラゴンボールを是非どうぞ。
【2005/10/06 01:46】 ドイツ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
日独大学ジェンダー事情2
今日は少し重めのテーマを。

前日の記事では、ミュンヘン大学と東京大学で著しく男女分布が違うことについて書きました。特に理系=男性という構図はドイツでは比較的弱く、生物系は特に女性に人気があるようです。

研究者は男の仕事か


そんなミュンヘン大学も、こと教授の数となると話が違います。

ミュンヘン大学教授職における女性の割合…7.9%(2004)

学生の6割が女性の大学です。それが研究者、そして教授ともなると、男女比は12:1にまでなってしまいます。

ちなみに東大も3.3%です。33:1ですか。大学で女性教授に会ったら、メタルスライムを倒すより喜ぶべきなのです。

東大はこの際置いておくにしても、ミュンヘン大学においてここまで偏りが出るのは注目に値します。なぜ女性の研究者がこれほど少ないのでしょうか。残念ながら、討論会ではこれといった議論、結論は出ませんでした。仕事を持つ率はドイツでも女性は男性に比べて低いと思われますが、その差をかけてもおそらくここまでの差はでないでしょう。

ハラスメント問題


ちょっと脱線しますが、最近「アカデミックハラスメント(アカハラ)」が問題として取り上げられるようになりつつあります。ハラスメント、という言葉はセクハラのイメージがありますが、アカハラも性的な要因が関係することが多々あります。

アカハラとは、簡単に言えば教授の権力濫用による嫌がらせ行為のことです。上下関係を利用しているため、パワーハラスメント(パワハラ、企業内の権力濫用)の類型ともいえます。

まずは、教授と学生の関係において、
  • 学生のプライバシーの暴露
  • 単位や就職活動を盾にした脅し
などが考えられます。

一方、教員間における例としては、
  • 昇進における差別
  • 研究の妨害
  • 退職勧告
などがあります。

実例はこちら。
http://university.main.jp/blog/archives/002196.html
うーん、ここまでじゃなくてよいなら結構ありそうな気がするのは気のせいでしょうか。

研究室は密室空間


学生に対するアカハラも重大ですが、大学では教授会に人事権があるため、教職員間のハラスメントも非常に深刻です。アカハラはセクハラを伴う場合が多く、例えば交際を迫ったり、性的な行為を権力で容認させる場合、あるいはそれらの行為を拒絶されたことへの恨みから嫌がらせに走る場合があるようです。

もちろん性的な内容に限らないため、男子学生や男性職員が被害にあうこともあります。

この問題は研究室という空間が極めて閉空間的であるというところが一つのポイントになっています。第三者の目が届きにくく、ハラスメントの「口実」(授業内容が理解できていない、論文の取り組みが浅いなど)の真偽も一般的に見えにくいことが挙げられます。

そして学校の対応は遅れに遅れ、東大でも全学部にセクハラ相談室は設けられたものの、こうした被害に対応するのは難しいようです。このせいで女性の研究者が少ない、ということはないと思いますが、ただ労働環境として女性に劣悪な場になる可能性は否定できないと思います。



性差別はなくなったか


話を戻します(脱線長すぎた…)。ミュンヘン大学にも「セクハラ相談室」に相当するものがあります。それらをドイツ人女性は必要だと感じるでしょうか?

ミュンヘン大女性陣は見事なまでに、
「自分は必要としないけど、それがあることで安心する人がいるという意味ではまあいいのでは」
と口をそろえました。

中には「相談員は決まって性格が悪い」と大真面目な顔で演説する人も。厄介ごと好きというわけではないのでしょうが、セクハラがなくなると失業する、という背景もあるようです。

何よりも印象的だったのは、ドイツ人女性が揃ってこう言ったことです。

「ドイツでは女性差別はほとんど解消されている」

日本人女性は果たしてこう言えるでしょうか?


日本の性社会は彼女らにどう映ったのでしょうか。女子トイレの「紐」が警報ベルだと知って感心したり、相撲の土俵に女性が乗れないことを聞いたり、歌舞伎は男性だけの芝居だと知ったり、天皇の皇位継承問題を聞いたり…。様々なところで関心を持ったようです。

案内終盤のこと。護国寺に行ったとき、小さな銅鑼がおいてありました。お寺の人に、叩いていいですよ、と言われたS嬢。僕に真顔で聞いてきました。
S嬢「女性でも叩いていいの?」

「もちろん」と答えたこれだけのやり取りが、僕の心に残りました。
【2005/09/24 01:10】 ドイツ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
日独大学ジェンダー事情1
ミュンヘン大学の学生の東京観光案内をしています。しかし企画の中心が大学ということもあり、ただ遊びというわけにはいきません。日独の学生の間での討論会が駒場で行われました。

2日に渡り様々な問題が取り上げられましたが、面白かったのは「大学での性差」についてです。


ミュンヘン大学の男女比


東大生なら誰でも知っている大学内の男女比の偏り。理系が多いからでしょ、と言うなかれ。同じ総合大学のミュンヘン大学では女性が6割を超えます。当然学部によって男女比は違いますが、ではここで問題、最も女性の割合が多い学部はどこでしょうか。

答えは文学でも教育でもなく、獣医学部です。理系なのです。それも女性8割。

さすがに物理は男性が多いですが、化学、医学、法学なども女性の方が多く、日本では考えられない割合となっています。ちなみに物理学部も2割は女性です。

これに東大の学生はビックリ。そしてその後はミュンヘンの学生にビックリしてもらいます。


男社会の東京大学


ここに東大生の男女比などのデータがあります。

実に女性は2割に満たないのです。とりわけ工学部に関しては1割にも及びません。最も女性の割合の高いのが文学部ですが、それさえ3分の1を僅かに超える程度なのです。

これはいったい何を意味しているのでしょうか。

ゼミでは、待ってましたとばかり東大女性陣から次々と説明が出てきました。
「日本は大学ランキングが社会で重要な位置を占める」
↓↓↓↓↓
「しかし東京で多くが男子校・女子校に分かれていて、男子校に対して女子校の進学校が少ない」
↓↓↓↓↓
「東大を出た女性は結婚できない、などと言われる」
↓↓↓↓↓
「日本ではキャリアウーマンのマイナス・イメージ」
↓↓↓↓↓
「インカレ・サークル(他大学から女性を集めたサークル)が盛んになる。東大女性は悔しさを覚える」

ちょ、ちょ、ちょっと待て明らかに脱線してるだろうが。

しかし、これはドイツ人学生の興味をかなり引いたようでした。
僕の向かいのS嬢はすかさず質問。
S嬢「え、じゃあ何?日本人男性は同じ条件だったら、頭の悪い女の人を選ぶワケ??」
某氏「僕はそんなんじゃないよ!!」(←即答)


一同爆笑。いやいや、アンタの話じゃないってば。

でも実際問題どうなんでしょうか。この考察は、ドラクエか何かの洞窟の宝箱のように、パンドラの箱が次々と出てくる冒険になりそうです。




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補足を少し。ドイツは、大学入学自体が「資格制度」で、その資格さえ取れればどこの大学でも行ける、という非常に自由なスタイルを取っています。従って大学ランキングのようなものはほとんどありません。

詳しくはこちら。(一番下が分かりやすいです。)
http://steiner.blume4.net/d_schule.html
【2005/09/18 21:12】 ドイツ | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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