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ここんとこホントありえないです。今日もバイト先の塾で、気付いたら日付が変わってました。家に帰るともう1時。こんな塾がどこにあるか、と。
食べているものがまた惨憺たるものです。1週間の食事の半分近くがカロリーメイト。買いだめしておいたのに瞬く間になくなり、さらに、マック、松屋、ミスド、朝のコーンフレーク、これらを足したら、食事の8割くらいになると思います。自宅生とは思えません。もはやエサレベル。 バイトが忙しくなり、就活も徐々に本格化、サークルは佳境、もちろん建築の本も読まなきゃ、手帳にはここんとこ1日に2つ以上予定が入っていない日がほとんどありません。次の「休日」は…ん?12月30日か?たぶんその日も予定入るけど。 もっとも、忙しくしているのはわざとです。手を抜こうと思えば抜けます。なのに、ヒマが怖い。そしてヒマ逃れで用事を入れて、手かせ足かせを自分で課して、しかし追いまくられてるだけで、目的も成果も充実感もない。そんな、灰色で塗りつぶされた毎日。 心が亡くなる忙しさ今日はバイト先で、上司に「営業」が足りん、と怒られました。とーきこーしゅーの「数集め」は責任だそうです、義務だそうです。今日は4時から9時50分まで、すべて受験学年の授業で、間の休憩は夕食休憩が20分×1、一つ終わって次の授業に入るまでの休憩が10分×1、たったそれだけです。終わればミーティング、資料作り。日付が変わるまで。 いつ、「営業」やれ、と?( ̄〇 ̄;) 火曜日はもっと状況はひどく、授業時間だけで3時50分から9時40分まで、休憩は最大で10分。教材の片付けくらいで簡単に圧迫され、「夕食」のカロリーメイトを口に押し込むのもやっと、という涙が出るほど感動的で素敵な環境で働かせていただいております。 この上、さらに「営業」やれ、と?( ̄〇 ̄;) トップダウンの極限さらに今日はその後、呼び出されて「生徒があんたのところに質問に行かない、それがあんたの課題だ」と、それはそれは素晴らしい激励の言葉を頂きました。 休憩10分、実質3分もないこの環境で、どうやって質問を受けろと?こっちの事情なんて聞かれたためしがないです。一方的な指示。「言い訳」を試みて返り討ちで泣かされた同僚を、今まで何人も見てきました。それで辞める人もいますが、僕はそこまで弱くありません。 「はい、分かりました。」と潔く了解して、身を引きます。当然、何も状況は変わりませんけど、言い訳したら授業に間に合いませんからね。僕はカロリーメイトを取ります。 職場の悪口をブログに書いて解雇される、そんなことも最近はよくあるそうですが、受験学年全部持ってる以上、ジョーカーを握ってるのはこっちです。少なくとも気分では。それがちょっと気持ちいい。 そんなことより、何か食べたい。いや、その前に寝たい。明日は柏葉です。 |
僕は中学の「難しい年頃」以来親と全然会話しないできました。授業料の高い私立の中高一貫校に通わせてもらいながら、成績表さえ終業式でもらったままカバンに入れて、親に見せずに始業式の日の朝に自分でハンコ押して提出してました。ひでぇ。
塾バイトの個別指導で、小4男子を見ていたときのこと。 小4男子「せんせ、お父さんが今日、ひゃくまんえんくれるんだ」 ほほぉ~、100万円ですか。 僕「へぇ~、どうして100万円もらえるの?」 小4男子「テレビ観たいから10時に起こしてって言ったのに、起こしてくれなかったの。指切りしたから絶対もらえるんだ」 なんとまぁかわいらしい。 浅はかさの極みです。 僕「本当?すごいじゃん!じゃあその100万円、何につかうの?何か欲しいものでもあるの?」 小4男子「あのね、自家用ジェット買うの」 じ、じかようじぇっとぉ??( ̄〇 ̄;) 自分爆笑。 と同時に、同じ部屋にいた他の教師たちも爆笑。 お前ら、盗み聞きしてないで仕事しろや。 僕「いやぁ、自家用ジェットはさすがに100万円じゃ買えないと思うなぁ。もうちょっと高いと思うよ?」 小4男子「そうなの?じゃあ中古で買うよ」 10歳の坊やが持つ資産運用の自信が、親の教育を感じさせます。子供が一番いろいろなものを吸収するときにずっとそばにいる、親。教養や基礎能力の根底には一番大きい存在かもしれません。もうちょっと親と話していたら、僕も少しは夢のある人間になれたのでしょうか。 自家用ジェットの大いなる夢と中古廉価販売の現実。この狭間を生き抜く少年に、心からエールを送ります。 |