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ダイスキン
東大・本郷キャンパスにて。







これも法人化の余波なのか。
東大も新たな商売に乗り出したようです。
【2006/11/22 13:06】 日常 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ダーティー・デューティー
ここんとこホントありえないです。今日もバイト先の塾で、気付いたら日付が変わってました。家に帰るともう1時。こんな塾がどこにあるか、と。


食べているものがまた惨憺たるものです。1週間の食事の半分近くがカロリーメイト。買いだめしておいたのに瞬く間になくなり、さらに、マック、松屋、ミスド、朝のコーンフレーク、これらを足したら、食事の8割くらいになると思います。自宅生とは思えません。もはやエサレベル。


バイトが忙しくなり、就活も徐々に本格化、サークルは佳境、もちろん建築の本も読まなきゃ、手帳にはここんとこ1日に2つ以上予定が入っていない日がほとんどありません。次の「休日」は…ん?12月30日か?たぶんその日も予定入るけど。


もっとも、忙しくしているのはわざとです。手を抜こうと思えば抜けます。なのに、ヒマが怖い。そしてヒマ逃れで用事を入れて、手かせ足かせを自分で課して、しかし追いまくられてるだけで、目的も成果も充実感もない。そんな、灰色で塗りつぶされた毎日。


心が亡くなる忙しさ


今日はバイト先で、上司に「営業」が足りん、と怒られました。とーきこーしゅーの「数集め」は責任だそうです、義務だそうです。今日は4時から9時50分まで、すべて受験学年の授業で、間の休憩は夕食休憩が20分×1、一つ終わって次の授業に入るまでの休憩が10分×1、たったそれだけです。終わればミーティング、資料作り。日付が変わるまで。

いつ、「営業」やれ、と?( ̄〇 ̄;)


火曜日はもっと状況はひどく、授業時間だけで3時50分から9時40分まで、休憩は最大で10分。教材の片付けくらいで簡単に圧迫され、「夕食」のカロリーメイトを口に押し込むのもやっと、という涙が出るほど感動的で素敵な環境で働かせていただいております。

この上、さらに「営業」やれ、と?( ̄〇 ̄;)


トップダウンの極限


さらに今日はその後、呼び出されて「生徒があんたのところに質問に行かない、それがあんたの課題だ」と、それはそれは素晴らしい激励の言葉を頂きました。


休憩10分、実質3分もないこの環境で、どうやって質問を受けろと?こっちの事情なんて聞かれたためしがないです。一方的な指示。「言い訳」を試みて返り討ちで泣かされた同僚を、今まで何人も見てきました。それで辞める人もいますが、僕はそこまで弱くありません。


「はい、分かりました。」と潔く了解して、身を引きます。当然、何も状況は変わりませんけど、言い訳したら授業に間に合いませんからね。僕はカロリーメイトを取ります。


職場の悪口をブログに書いて解雇される、そんなことも最近はよくあるそうですが、受験学年全部持ってる以上、ジョーカーを握ってるのはこっちです。少なくとも気分では。それがちょっと気持ちいい。


そんなことより、何か食べたい。いや、その前に寝たい。明日は柏葉です。
【2006/11/18 03:45】 日常 | トラックバック(1) | コメント(2) | page top↑
小田笑旅行記
夏のことなので、もうすっかり「思い出」です。ここまで引っ張って今更なんだよって感じですけど。

実は、柏葉同期の某M輪君と2人で小田原に行ってきたんです。入団時は兄弟と呼ばれた仲でしたが、今回は恋人として行きました。いや、うそです。ホテルを予約するのに、「ダブルベッドでいい?」と相談したら「絶対いやだ」と即・断固拒否されました。冗談に決まってるじゃんか。そんな1泊2日のプチ旅行です。
(写真はすべてクリックで拡大されます)


オダワラ・ジョー


小田原といえば、まずはこれ、小田原城です。小田原駅から降りて数分で着きます。こんな建物。




見た瞬間、「あ、鉄筋コンクリート?」と言ってしまう僕は、歴史のロマンを感じる心にあふれていること間違いありません。ロマンチストのとくさんは、頂上の展望台からの景色に、夢と希望を託していたのですが・・・・。




…美しくありません。

ぐちゃぐちゃの街。中途半端に都会です。いや、むしろこれこそ典型的な日本的風景と呼ぶべきでしょうか。



周りを歩いていても、ちぐはぐな住宅群は悲しくなるほど。たとえば下の写真は小田原城の隣の家。勝手に掲載しておいてこんなこと書くのも気が引けますけどね。。

ボク、これはお城のお屋根のちゅもりでちゅか?




幼稚園児が使うおもちゃの千円札並に安っぽいと思うのは僕だけでしょうか。


小田原城と並んで、「公園」があります。こんなのです。





これは「公園」というより「空き地」だと思います。驚異的に広い。そして、驚異的に日陰がない。てか、ベンチぐらい置こうとは誰も思わないのでしょうか。


昼夜ひたすら歩きつづけました。なぜか街のおばちゃんに町内会のお祭りに連行され、スイカをご馳走になりました。M君は自腹で観光ガイド(地図)を買いながら道が分からなくなり、僕が「地図を見たら?」というと、「迷って歩くのがいいんじゃないか」と自身満々に言い出したりとか、ワケが分からない展開も多々。


気分はオードリー


特に面白かったのは、駅の近くで見つけたこれ。




映画「ローマの休日」でもおなじみの、「真実の口」のレプリカです。この口の中に手を入れると嘘つきは噛み付かれる、とか何とか。こんなのが、何の目的か分からないですけど街中にドンとあるんです。しかも目や口から怪しい光。何なんだ。

面白半分でドキドキしながら、僕もちょっと口に手を入れてみました。
あ、真実の口のことですよ。M輪君の口じゃないです。念のため。

そしたら、なんと、真実の口がしゃべりだすんです!曰く、


「そのシャツいいねえ。でも、サイズ合ってるの?」


何なんだこの脈絡のなさ( ̄〇 ̄;)!!


てか、街中に醜い顔さらして雨水でしか顔洗えない奴にまでファッションの心配されたくありません。心からそう思いました。


美しきほのぼのレイク


そんな小田原ですが、自然はというと海あり山あり、非常にきれいでした。特に2日目に行った丹沢湖は天候にも恵まれ、2時間かけて歩いた価値のある美しさでした。(クリックで拡大します)







終わりよければすべてよし。プチ旅行にはお勧めですよ。


最後に、プロポーションにも恵まれ、夜中の暗い話に付き合う価値のある美しいM輪君の後姿を。







終わりよければすべてよし、です。
【2006/11/14 00:59】 日常 | トラックバック(0) | コメント(5) | page top↑
平成生まれ中学生ホンゴウ
・・・狸合戦にかけようとしたのですが、苦しかったです。はい。
(ちょっと長いので暇なときにでも読んでください。)


今日の朝は変わったバイトをやりました。中学生の修学旅行の手伝いで、ズバリ、本郷キャンパス案内。1人あたり生徒10数人を引率して、1時間半ほどで東大を回るという企画です。生徒は遠路はるばる岡山県から。午前中東大を見学して、午後はディズニーランドに行くそうです。


赤門から入って、安田講堂前で記念撮影。ここから担任の先生から案内を任されます。僕のグループは、工学部2号館を見せて、同じく1号館を見せて、そしてドーバー海峡を渡って農学部、そして弥生講堂に行くことにしました。


・・・気付いたら思い切り建築ツアーですね。まぁ10数人しかいないんですからね、全員が東大の建築学科に入る可能性だって否定できません。


ぼくはわんぱく、わたしはおてんば


弥生講堂は、入ると木の香りにつつまれて、とってもいい気分。それだけで十分かと思いきや、係りの人が親切にも「一条ホール」の鍵を開けて中に入れてくれました。300人収容のきれいな木の講堂。折りたたみ式の机を広げて、「東大気分!!」とデジカメで記念撮影です。


腕白男子が壇上に飛び上がります。
(僕に)「ねぇねぇ、ここでライオンキングやったりすんの?」
・・・ここ大学だから。
授業やるとこだから( ̄〇 ̄;)。



ネクタイ緩めて第一ボタンをはずし、グラサンかけて「俺が東大教授だぁ」とか教卓に手をついてすごむアホもいれば、女の子たちはきゃあきゃあ言いながらデジカメで互いの写真撮影。


「デジカメ持ってる人~?」と聞いたら、手を挙げたのは全員女の子。男の子はカメラを持ってない子から、インスタントカメラで残りフィルムを気にしながらちびちび撮ってたり。女の時代です。


そして本郷に戻り、図書館、三四郎池、ゴールは生協購買部でした。東大ノートは1冊300円超え。高い高いとぶーぶー言いながら2冊3冊買ってる人もいれば「あたしこんなマークなんかに興味ないから」とツーンとしてる人もいました。

あまり時間がなかったためさっさと買わせましたが、外で待ってたら先に出てくるのは女の子ばっかり。男の子たちは優柔不断にもあーだこーだと悩みつつ、レジに並ぶのにも躊躇しながら買い物を済ませたようです。・・・女の時代です。


さて。集合場所の赤門に戻りながら、「ミスター東大」が僕の同級生だったという話をしました。すぐに女子が食いついてきます。

「どんな人!?カッコいい!?」
「カッコよかったよー、プリンス系で。」
「えー、プリンス系?そっか~、でもあたし、ニッポンダンジがいいなぁ~」

・・・・岡山県のニッポンダンジって言うと、
こいつしか思い浮かばないんですけど。




中3の男の子たちも、これなら頑張れるかもしれません。


かわいい子には旅の案内


たかだか10数人ではありますけど、中3女子が比較的意見や行動がある程度規格化されているのに対し、中3男子はまだまだ小6上がりのような子から大人の身体の子、とっぴな行動を取る子などまだまだ多彩で発展途上な感じです。男子のこのマージナルな雰囲気はやっぱりかわいい。


案内途中、サークルの先輩に出くわしました。チャンス、と思って、「小柴先生のいた物理学科で研究してる先輩」と紹介。生徒からは「すごぉい」「頭いいんだ~」と感嘆の声が上がります。

「いや、実は小柴さんはもう大学にはほとんど来てないからさ」と、笑顔で照れる先輩もまたかわいかったです(失礼)。
【2006/10/06 01:30】 日常 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
三つ子の魂親から
僕は中学の「難しい年頃」以来親と全然会話しないできました。授業料の高い私立の中高一貫校に通わせてもらいながら、成績表さえ終業式でもらったままカバンに入れて、親に見せずに始業式の日の朝に自分でハンコ押して提出してました。ひでぇ。


塾バイトの個別指導で、小4男子を見ていたときのこと。

小4男子「せんせ、お父さんが今日、ひゃくまんえんくれるんだ」


ほほぉ~、100万円ですか。

僕「へぇ~、どうして100万円もらえるの?」
小4男子「テレビ観たいから10時に起こしてって言ったのに、起こしてくれなかったの。指切りしたから絶対もらえるんだ


なんとまぁかわいらしい。
浅はかさの極みです。

僕「本当?すごいじゃん!じゃあその100万円、何につかうの?何か欲しいものでもあるの?」
小4男子「あのね、自家用ジェット買うの」


じ、じかようじぇっとぉ??( ̄〇 ̄;)

自分爆笑。
と同時に、同じ部屋にいた他の教師たちも爆笑。
お前ら、盗み聞きしてないで仕事しろや。


僕「いやぁ、自家用ジェットはさすがに100万円じゃ買えないと思うなぁ。もうちょっと高いと思うよ?」
小4男子「そうなの?じゃあ中古で買うよ



10歳の坊やが持つ資産運用の自信が、親の教育を感じさせます。子供が一番いろいろなものを吸収するときにずっとそばにいる、親。教養や基礎能力の根底には一番大きい存在かもしれません。もうちょっと親と話していたら、僕も少しは夢のある人間になれたのでしょうか。


自家用ジェットの大いなる夢と中古廉価販売の現実。この狭間を生き抜く少年に、心からエールを送ります。
【2006/09/16 11:21】 日常 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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